七釜の地名の由来は⼤きくは「塩釜説」と「古墳説」があります。

塩釜説は、昔、⼊り江になっていたこの地の海岸で塩をたいた釜が七つあったことによります。

⼀⽅、古墳説は点々と存在する墳墓が釜のように⾒えたからとも⾔われています。

また、⽔の湧く所をカマ(釜)とかツボ(壺)と呼ぶところから温泉の湧出によりのカマの連
想が働いたと考える湧⽔地説もあります。

どの説にしても、吉数の「七」を取り⼊れたところに、先⼈達の思いの程が伺えます。